男性の憧れの車「ポルシェ」。言わずと知れたドイツ製のスーパーカーです。
どのモデルも一目でポルシェだとわかる、独特な丸目の2つのライト、空冷の乾いたエンジン音、レースカーのように並んだメーター類、強烈な加速は、車好きなら心が躍ります。
そんなポルシェを所有できる、羨ましい人は限られた人のみです。性能も凄いですが、お値段も凄い!新車の価格は1000万円前後から3000円万円前後!「さすが、スーパーカー!」お金持ちの車ですね。
やはり、その性能を自分で試してみたくなったのでしょうか?
この事件の概要は?
医師の久保田秀哉容疑者(50)が、無免許で車(ポルシェ)を運転し、阪神高速神戸線で時速200kmで走行し、トラックに追突しトラックを運転していた男性(70)が死亡しました。久保田被告は11月26日に、「危険運転致死傷罪」「無免許運転」の容疑で逮捕されました。
「危険運転致死傷罪」とは?
危険な運転で人を負傷させ、または死亡させる罪
- 致傷 ⇒ 15年以下の懲役
- 致死 ⇒ 1年以上の有期懲役
アルコール・薬物・一定の病気によって事故を起こした場合
- 致傷 ⇒ 12年以下の懲役
- 致死 ⇒ 15年以下の懲役
今回の件に関しては、容疑が認めれれば以下となり、より重い刑罰が適用されます。
「無免許運転」+「危険運転致死傷罪」=「無免許運転による危険運転化致死傷罪」
詳細はコチラを参考にして下さい。
ウィキペディア「自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律」
久保田秀哉容疑者とは?

久保田秀哉容疑者
年齢 : 50歳
職業 : 医師(心療内科)
学歴 : 東京大学医学部
住所 : 芦屋市三条南町
愛車 : ポルシェ・パナメーラ
備考 : 2017年3月に免許取り消し
それでは、ソース記事をご紹介します。
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ポルシェで時速200キロ走行疑い、医師の男を追送検 兵庫県警
12/17(月) 11:57配信
兵庫県尼崎市の阪神高速神戸線で11月、高級車「ポルシェ」に追突されたトラックの運転手の男性(70)が死亡した事故で、兵庫県警高速隊は17日、事故直前に時速200キロで走行したことが事故につながったとして、自動車運転処罰法違反(危険運転致死)の疑いで、医師の久保田秀哉容疑者(50)=同法違反(無免許過失致死)容疑で11月26日に逮捕=を追送検した。
県警は2台の損傷状態や道路上のカメラなどから追突の状況を捜査。より罰則の重い危険運転が事故原因だったと判断した。
追送検容疑は11月25日午後、制限速度が時速60キロの阪神高速神戸線の上り線において、時速約200キロでポルシェを運転。トラックに追突し、男性を死亡させたとしている。この事故でトラックは横転し、ポルシェも炎上した。
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ネット上の声
- これは無差別殺人ということで殺人罪を適用してもいいと思う。
- いつだかバイクを追いかけて轢き逃げしたポルシェも医者だったよね?
医者って倫理観がないのか、自分が神だとでも思ってるのか、人を見下して明らかに自分は特別な存在かのような態度の人が多いよね。 - 運転免許だけじゃなく、医師免許もはく奪すべき。
- こんな医者信用できません。人の命を守る側の人間が普通の交通事故ならまだしも自身の200Km走行で関係ない人を巻き込む。ありえません。ここの患者も彼のいいようにされているかもしれません。こんな常識のない医者即、排除、医師免許取消あと病院名も公表してほしい。
日大事件もそうだけど大の大人が常識なさすぎ。ここの病院は絶対行かない。 - 自動車等の乗り物は速度が増す事に危険性は高くなります。どれだけ良いタイヤを履いていても、ブレーキ性能があっても、それらを制御する人間が過信から誤った判断をしたら大事故に繋がります。200km/hなんて、それに近い速度なら日本車のスポーツカーでなくても出せる時代です。これは、ポルシェでなくてもトヨタや日産、ホンダにスバル、マツダでも実現可能な数字です。
つまり、普通乗用車に乗る誰もが到達出来る速度だと思います。車は使い方を間違えれば、ただ凶器だという事をハンドルに触れる資格がある人は、自覚しなくてはならないでしょう。
自動車事故、特に過失が十分に認められる者には、それ相応の処罰が必要かと思います。
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さいごに
時速60km制限の道路を時速200kmで走る。実に時速140kmオーバー!これは、明らかに殺人行為ですよね。人を殺す意思があったか?とかの問題ではなく、事故が起きて人が亡くなっても当然の行為をしたんですから。
久保田容疑者の専門は「診療内科」のようです。人の悩みやストレスなどの精神的な病を治すことを専門としている医師がこれでは呆れるばかりです。自分のストレスを発散をする方法が、「スピードを出す」という危険行為だったのでしょうか。
これは、私の極端な考えですが、日本では時速200kmを出せる道路なんかありませんから、初めからそんな性能の車なんか販売しなければいいのではないでしょうか?レースなどに使用する為にスピードが出なければならない場合は、「許可制」にするなどの例外も必要だとは思います。
やはり、「車は運転する人によって凶器にもなる」とよく言われますが、これからは、「走行性能」より「安全性能」を誇る時代になってきているのではないでしょうか。自動車メーカー様には「高齢者や初心者が乗っても事故が起きない安全な車」をこれからも開発して欲しいですね。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。