石橋被告に懲役18年判決!求刑23年がなぜ?!東名あおり運転死亡事故の鬼畜

石橋和歩被告

2017年6月に東名高速道路で起きた、「あおり運転」による死亡事故で、石橋和歩被告に懲役18年(求刑懲役23年)の判決が言い渡されました。

非常に悪質な「あおり運転」を行い、その結果、夫婦2人が死亡、娘2人がケガを負った事件。
その要因を作ったのは、明らかに石橋被告であると考えられますが、「危険運転致死罪」は該当するのか?該当しないのか?かが最大の争点となっていました。

ここで、検察側と弁護側の主張を整理してみます。

危険運転致死傷罪が停車後の事故に適用されるか?

検察側の主張 ⇒ 「危険運転致死罪にあたる」

  • 同罪は「重大な交通の危険を生じさせる速度で運転する行為」などを処罰対象としている。これには、原則として”停車が禁じられている高速道路上で停車させる行為”も含まれると指摘。
  • 「あおり運転と死亡事故に因果関係がある」と主張していた。
  • 他に起訴した強要未遂罪など3件も含め懲役23年を求刑していた。

弁護側の主張 ⇒ 「危険運転致死罪にあたらない」

  • 同罪は「運転中の行為に対する処罰」を前提としている。よって、「停車後の事故には適用できない」と訴えていた。
  • 監禁致死傷罪についても「監禁の意思があったか疑問」などとして、成立しないとしていた。

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東名あおり事故、石橋和歩被告に懲役18年判決 横浜地裁

12/14(金) 11:14配信

 神奈川県大井町の東名高速道路で昨年6月、あおり運転を受けて停車させられた夫婦がトラックに追突され死亡した事故で、自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)などの罪に問われた建設作業員、石橋和歩(かずほ)被告(26)の裁判員裁判の判決公判が14日、横浜地裁で開かれ、深沢茂之裁判長は懲役18年(求刑懲役23年)を言い渡した。

危険運転致死傷罪が停車後の事故に適用されるかが最大の争点だった。

同罪は「重大な交通の危険を生じさせる速度で運転する行為」などを処罰対象としているが、検察側は10日の論告で、原則として停車が禁じられている高速道路上で停車させる行為も含まれると指摘。「あおり運転と死亡事故に因果関係がある」と主張していた。検察側はほかに起訴した強要未遂罪など3件も含め懲役23年を求刑していた。

弁護側は運転中の行為に対する処罰を前提としている危険運転致死傷罪は「停車後の事故には適用できない」と訴え、検察側が予備的訴因として追加していた監禁致死傷罪についても「監禁の意思があったか疑問」などとして、成立しないとしていた。

判決によると、石橋被告は昨年6月5日夜、走行中の萩山(はぎやま)嘉久(よしひさ)さん=当時(45)=一家のワゴン車に妨害行為を繰り返して追い越し車線上で停止させ、大型トラックによる追突で、萩山さんと妻の友香さん=同(39)=を死亡させ、同乗の娘2人にけがをさせたなどとしている。

産経新聞

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『東名高速あおり運転死亡事故』、事件後もあおり運転を継続!更なる被害者が証言。

2018.12.07

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2018.12.04

ネット上の声

  • 残された子供たちを思うと怒りがこみあげてくる。
    さらに普通に生きている国民にとっても、この男が社会に戻ってくるのは危険でしかない。
    無免許で車に乗って同じことを繰り返しかねない。
    可能な限り社会に戻らないでほしい。
  • 満杯の23年出して欲しかったが、18年は裁判所が事件の悪質さ、重要性、社会に与える影響などをかなり考慮したところは窺える。
    裁判員の皆さんの良識に敬意を表したい。

  • 23年の求刑に対して18年。監禁を除けば、ほぼ検察主張通りだが、これを受け入れ実際服役すると、更に、かなり短くなる可能性がある。
    それが限界なのだろうか?
  • 18年は甘い。遺族は納得できないと思います。控訴するべきです。
  • 控訴で高裁、最高裁行くと裁判員が絡まなくなるけど、懲役18年が短くなる事だけは避けて欲しい。
  • 情状を酌量する部分も全く無いのに。求刑23年に対して懲役18年とは・・・。
    亡くなったお二人やご遺族は報われない。この判決には憤りを禁じ得ない。
    検察は即時控訴していただきたい!

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さいごに

私は、石橋被告に対しては、「同情の余地は欠片もない」と思います。ぜひとも、被害者家族の為にも、重い処分を下して欲しかった。

しかし、裁判は公平なものでなければならない。結果的に該当する法律が無ければ処分を下しようがないということになってしまう。

「少年法」もしかりだが、大きな事件の被害者が生まれて初めて、世論が湧き、法の改正や解釈の範囲が変わるなどに至ります。それまでは、法の抜け穴をくぐるような行為がまかり通ってしまう。これは、非常に残念でならない。

加害者側の今後の更生にばかりを重く考えるのではなく、被害者側の思いや生活をさらに重く反映することこそが強く望まれます。それを叶えることが可能な法律や処罰が必要なのではないでしょうか。

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

【追記】 石橋被告の弁護団が控訴

自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)罪などに問われた無職石橋和歩被告(27)の弁護側は21日、懲役18年の実刑とした一審横浜地裁判決を不服として、東京高裁に控訴した。

※2018年12月14日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2018年12月22日に再度公開しました。

 

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