【悲報】
平昌オリンピックスノーボード女子ハーフパイプにも出場していた今井胡桃さん(18)が岐阜県郡上市高鷲町の高鷲スノーパークで男性と接触事故を起こしました。今井さんは胸を強く打って血気胸の重傷、男性は軽傷だった。右胸血気胸はどんな症状なのか?検証していきます。
最後までお付き合いください
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も く じ
平昌五輪 スノボ代表 今井胡桃さんがゲレンデで接触事故

25日午前10時20分ごろ、岐阜県郡上市高鷲町の高鷲スノーパーク内のスノーボード専用コース・ハーフパイプ(HP)で、平昌冬季五輪スノーボード女子HPの日本代表、今井胡桃さん(18)=長野県上田市出身、佐久長聖高校3年=が滑走中、京都市の派遣社員男性(47)と衝突した。
今井さんは胸を強く打って血気胸の重傷、男性は軽傷だった
岐阜県警郡上署によると、2人はコースの左右にあるスタート場所からほぼ同時に滑り始め、コースの終盤でぶつかったという。
今井さんの家族は取材に「肺のけがは、3~5日ほど入院すれば大丈夫だそうだ」と話した。今井さんは平昌五輪女子HPの予選で敗退した。
中日新聞より引用
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事故があった高鷲スノーパークとは
世界大会スペックのスーパーパイプ

ハーフパイプを専門とするオペレーターとディガークルーで構成されたプロ集団。
冬は高鷲スノーパークで、オフシーズンはカムイみさかでディガークルーとして活動。
日本一のハーフパイプを造り続けていますが、初心者にも入りやすい雰囲気を目指して、業界の発展に貢献しています。
ソチオリンピックと同規格の22ftスーパーパイプと初心者でも簡単に入れるレギュラーパイプの2本を常設しています。
今シーズンは傾斜変更により、そのスペックは世界レベル!!
とのことです。

ほぼ同時に滑り始めた男性との交錯とのことです。
お相手の詳細情報は出てきませんが、47歳でハーフパイプに入るということは、かなり技術もあり、まさか自分が事故を起こすとは・・・と思っているのではないでしょうか?
右足の打撲で済んでよかったですね・・・
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右胸血気胸とはどんなケガなのか?
今井胡桃さんの症状ですが、右胸血気胸の重傷と報道されておりました。
血気胸
胸にけがをし、胸腔(きょうくう)内に出血した血液がたまった状態を血胸(けっきょう)、肺からもれた空気が胸腔内にたまった状態を気胸(ききょう)といい、血液と空気の両方がたまった状態は血気胸(けつききょう)といいます。
症状
血液や空気に押されて肺が縮むために、胸腔(きょうくう)が刺激されて胸痛がおこり、呼吸が苦しくなります。
もれた空気が皮下組織にたまる皮下気腫(ひかきしゅ)(「皮下気腫/縦隔気腫」)がおこることもあります。肺が破れると、息を吸うときは破損部位から空気がもれて胸腔内にたまり、息をはくときは、破損部位が閉じて胸腔内の空気が肺にもどれなくなり、この結果、胸腔内に空気がどんどんたまり、この空気に押されて肺が縮むだけではなく、心臓や反対側の健康な肺も圧迫されるようになります。
これを緊張性気胸(きんちょうせいききょう)といい、短時間のうちに窒息ショックから心臓停止に至る危険な状態です。
いずれにしても、一刻を争って救急病院へ搬送することが必要です。
治療
チェストチューブという管を胸腔内に挿入し、この管を介して、たまっている空気や血液を抜きます(胸腔ドレナージ)。
出血量が多い、もれた空気の量が多い、1週間以上の胸腔ドレナージでも回復しないなどのときは、開胸して肺の破損部位を縫合(ほうごう)します。
ふつう、1週間もすればチェストチューブを抜くことができますが、その後も肺の定期観察が必要なので、全治までには2~3か月はかかります。
完治するまでは、禁酒、禁煙します。
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ネット上の声は
- 血気胸ならかなりの重傷だよ。。。大丈夫かな。。。
- 今後の競技生活に、怪我の影響が心配
- 何で同時に滑ったんやろ
- 二人同時に同じパイプを滑り始めたような状況だな?
ヤバすぎ。
- 衝突とは聞いてたけど、重症かよ。現場のもっと詳しい状況とかわからないと迂闊に判断出来ないけれど、彼女の練習環境が、まだまだ恵まれていないのかなとは思う。
- 上級者向けってことは相手の方もそれなりに滑れる方ってことですよね?
どっちがどうなってこんなことに…
- スノボってスキーより衝突すると怪我が重いイメージがある。
知り合いも本人は軽く転んだって言ってたけど骨折してたし。
- 事故時の状況がわからないのでハッキリしたことは言えないが、同時にスタートを切っていたということなので、その点では双方に注意確認が欠けてたとも言える。
自分も高校生の時に学校からスキーに行って、斜面を滑っている時にいきなりこちらを確認することなく進行方向を横切るように滑り始めた男性と交錯して数メートル吹っ飛んだことがある。こちらが多少は避けれたこともあって先方は無傷、こっちは幸い打撲だけで済んだが、残りの日程は部屋で過ごさざるを得なかった。
- 詳しい状況もわからないのに、派遣社員が悪者になってる風潮ヤバいでしょ。
- この記事では、状況が掴めないからどちらに過失があったかは分かりませんが、ハーフパイプで交錯するのは普通に考えてあり得ない。競技者自身が単独で怪我するのは分かりますが、そんなに混んでいたのだろうか?
ジャンプ台では飛んでから着地点に人がいてヒヤリとするケースは多々ありますが、いずれにしても次の人は安全確認してから滑るようにしないと駄目ですよ。
さいごに
2-3週間のケガとのことですが、すぐに練習に復帰とはならないはずです。
今回の件でスノーボードに対するトラウマが生まれないか心配ですね。
どちらかの安全確認を怠った為に起きてしまった事故です。
早く完治し、是非4年後もオリンピックの舞台に立てるよう頑張って欲しいです。
最後までお読み頂きありがとうございます