東名高速で起きた「あおり運転」による、夫婦の死亡事故の第2回公判が行われた。
被害者夫婦の長女(17)の証人尋問が行われた。長女は涙ながらに「二度と会えないという……感じが……もう……なんか……二度と会えないんだと思って、悲しくなりました」「すごく涙が出るが、一緒に暮らす祖父母に迷惑をかけないために、泣く時は夜一人で泣く」と証言しました。
証人尋問は、法廷で直接被告とは会わず、別室から中継する「ビデオリンク方式」で行わました。
石橋和歩(26)被告は、長女の証言を表情一つ変えないで見ていたらしい。
それでは、今回は『東名高速あおり運転死亡事故 第2回公判』にスポットを当てます。
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両親失った長女「泣く時は夜に一人で」 東名あおり事故
12/4(火) 17:09配信
神奈川県大井町の東名高速で昨年6月、一家4人が乗るワゴン車の進路を「あおり運転」で妨害して停車させ、大型トラックによる追突事故で夫婦を死なせたなどとして、危険運転致死傷罪などに問われた石橋和歩被告(26)=福岡県中間市=の裁判員裁判の第2回公判が4日、横浜地裁であった。夫婦の長女(17)の証人尋問があり、両親を亡くした状況を涙ながらに話した。
事故では萩山嘉久さん(当時45)と、友香さん(当時39)が亡くなった。死亡を知った時について検察側から問われ、長女は「二度と会えないという……感じが……もう……なんか……二度と会えないんだと思って、悲しくなりました」と言葉を詰まらせた。
検察側によると、長女は警察に対して「すごく涙が出るが、一緒に暮らす祖父母に迷惑をかけないために、泣く時は夜一人で泣く」と話していた。この日、「今もそういう気持ちですか」と聞かれ、「はい」とつぶやいた。
長女は事故当時、友香さんが運転するワゴン車の助手席に座っており、嘉久さんが被告から「殺されたいのか」「高速道路上に投げてやるぞ」などとすごまれ、胸ぐらをつかまれている様子を見ていた。
証人尋問は、法廷で直接被告とは会わず、別室から中継する「ビデオリンク方式」で行われた。(飯塚直人)
朝日新聞社より引用
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ネット上の声
- 「もうこういった悲劇が起こらない為に石橋には重罪になってもらわないと誰も納得しない。
国民の安全を守るための司法であってくれ。」 - 「まだまだ裁判は続くけど、自信を持って証言して下さい。辛いと思うけど、世間の皆さんは応援しています。石橋は、絶対に許さないで欲しい。」
- 「この事故のニュースの記事を見るといつも涙がでてしまいます。残された2人の娘さん、気丈に振る舞って、泣く時は一人で…なんて。でも、日本中の心ある人は皆応援していますよ。一緒に泣いていますよ。我々の声は届かないかもしれませんが、頑張ってほしい。頑張ってください。日本の司法が石橋被告をきちんと裁いてくれる事も願っています。」
- 「裁判官並びに判決に関わる全ての人にお願いしたい。どうか公正な判決を下して下さい。現在の法律では無罪になるやもしれないとのこと、被告の弁護士は被告を守る立場で弁護をするだろうが、どうか司法は真実の正義を貫いて欲しい。」
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さいごに
まだ未成年の長女の証言は、聞いているだけで辛い気持ちになりますね。しかし、亡くなったご両親の為にも、ここは何とか頑張って欲しい。残忍で狡猾な犯罪者は、日本の法律では裁けないことが多々あるようで残念です。犯罪者に抜け穴を許してはいけません。抜け穴を通ってしまったら、後悔も反省もありません。自分のしたことに対して、長い刑期をかけ自分自身の精神と体で贖罪することが必要な筈です。そこには、犯罪者の更生はありません。結果的に、被害者が泣かなくてはならない法律はいらないと思います。
「あおり運転」に巻き込まれないために普段から予防が大切です。
少しでも被害者を減らすために以下のリンクをお勧めします。
最後までお付き合いありがとうごいました。